【Live2D】VBridger対応モデルの制作について事前知識
こんすが、秋都鬼よすがです。
イラストレーター兼Live2Dモデラーとして、L2Dモデルを制作にするにあたって「VBridger」なるものを採用してみたいと思っての備忘録です。
VBridgerの接続方法については別の記事で解説しています。
今後もVBridger対応モデルの制作を続ける過程でのメモは当サイトやFANBOXで公開していくかもしれません。
よかったらFANBOXも見て下さい。
VBridgerって何ぞや
VTubeStudioのフェイストラッキング機能拡張プラグインだと思って頂ければ概ね合っています。
VTubeStudioと別でSteam上で購入・インストールした上で連携設定を行うと、iPhoneのVTubeStudioアプリ(カメラ)⇨VBridger⇨VTubeStudioという感じでデータ送信してより細かなフェイストラッキングが可能になります。
ただし、Live2DモデルがVBridger用のモデリングされたものである必要があり、一般的なVTubeStudio専用モデルではほぼその機能を発揮出来ません(VBridgerを使用すること自体は一応可能ですが動きの拡張は不可)。
何故一般的なモデルではVBridgerを活用出来ないかと言うと、使用パラメータやモデリングの方法がかなり異なるからです。
デフォルトのVTubeStudio用のモデリングよりさらに細分化されたパラメータごとにモデリングする必要があり、特に口のモデリングは一般的なモデルとはかなり異なります。
具体的に例を挙げると口(mouth)のトラッキングですが、
通常モデルでは口のパラメータは「開閉」と「変形」の2パラメータの複合で出来上がっています。
しかしVBridgerでは口のパラメータは「唇の開閉」「顎の開閉」と開閉そのものが分かれており、さらに変形に関するパラメータが様々複合します。
つまりモデリング自体も結構手間がかかる……のですが、その分今よりもっといろんな表情をフェイストラッキングのみで実装可能になると思います。
例えば、もぐもぐ口が作れる(VTubeStudioのみでもぐもぐすると口パクパクしちゃうことが多い)。
VBridgerの購入について
2025年3月現在、「VBridger」はSteamで1,010円です。
クリエイター向けのVBridger-Editor(有料DLC)なるものがありますが、配信者用途で使用する場合は基本的には本体のみの購入でいいかと。
Editorの方はパラメータを作ったりする場合に使うそう。
VBridger – Editorの説明欄には、
•既存の設定ファイルを編集するか、完全に新しい設定ファイルを作成します。
•互換性のあるソフトウェアで使用するためのカスタムパラメータを作成します。
•堅牢な方程式システムを使用して、入力パラメータを自由に組み合わせることができます。とありますので、基本的には開発者向けです。
VBridger既存のパラメータをそのまま使用する場合は不要です。
iPhoneでトラッキングする場合、カメラアプリとしてはVTubeStudioアプリをそのまま使えるので、VTubeStudioアプリに課金済みならiFacialMocapは買わなくてよさげ。
ただし、このVBridgerくん、現在代替ソフトがあるようです。
しかも無料。
それが「Vitamins」という、こちらもSteamで入手できるアプリケーション。
使える機能はほぼVBridgerと同じ。
結論から言うと、英語がわかるならVitaminsでもいいんじゃないですかねって感じ。
VBridgerのメリット・デメリット
VBridgerのメリット
日本語対応であること。
UIが分かりやすいこと。
軽く触ってみた感じこの2点が利点でしょうか。
日本語対応であることがとにもかくにも大事です、VBridgerはVTubeStudioとの接続設定をしないと使えないので、このあたりが英語で難しいのであればVBridgerの方がいいかと。
Vitaminsを軽く触ってみましたが、英語が読めないと本当にどこに何があるのかわかりづらい……そもそもUIがシンプルで、シンプルであるがゆえに英語が読めないとわからなかったです。
VBridgerのデメリット
有料であること。
Vitaminsよりやや負荷が高いこと。
と言っても1000円程度、別に高いというほどでもありませんが……。
過去のセール履歴は最大20%OFFだった記録があるものの、ここ2年間はセールしていない?みたいなのでリリース当初の割引だったのでしょうか。
今後セールが確実に来るという見込みがかなり低いのでいつ買ってもいいと思います。
負荷に関しては、つよつよPCの人や重いゲーム配信をしないのであれば気にすることじゃないかもしれませんね。
パラメータ編集などしたい場合は追加で2050円のDLCを購入する必要があるかもしれません。
本体とDLCセットのバンドルなら2600円です。
Vitaminsのメリット・デメリット
Vitaminsのメリット
無料であること。
VBridgerよりやや軽量であること。
無料で使えるんかこれ、ってくらいVBridgerと遜色無い動作をします。
もちろん自分でパラメータ設定いじれるし、新規パラメータも作成できそう。
軽量であることに関しては、特にCPUやグラボがあまり強くない人にとっては利点になり得るかもしれません。
Vitaminsのデメリット
日本語対応じゃないこと。
UIがシンプル過ぎて逆に使いづらい可能性がある。
UIは全部英語です、日本語対応してませんのである程度英語が読めたり、自分で調べて解決出来ることが前提。
ただ、VBridgerよりも使用者が少ないのか、ネットで情報が拾いづらいデメリットもあります(それに関してはVBridgerも少ないですがそれよりさらに少ない)。
さらにUIがシンプルオブシンプル(体感)なので、慣れれば使いやすいだろうとは思うのですが、どこで何を設定できるのかやや分かりづらい側面も。
ただし配信者が困るのは多分最初の接続だけでしょうね、そもそもそんなに設定する内容も多くないはずなので。
英語が読めないことで困るのはどちらかと言うと、パラメータも編集したいクリエイター側かもしれません、設定やパラメータ編集でのエラーも英語なので何が原因かを毎度日本語翻訳することに……。
Vitaminsを多少触ってみた結果、英語がからっきしのわたしは大人しくVBridgerがいいんじゃないかという気がしてきました。
Vitaminsでパラメータをいじろうとしてみたのですが、どうにもこうにも……まずパラメータの計算式を組もうとしてエラーが出るものの、エラー文が読めない……。


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