Vtuber必見!2 PC配信で実現する高画質&安定ライブ環境ガイド
こんすが、Vtuber準備中の秋都鬼よすがです!
来週にはクリスマスが待っていますね!
いやだからと言って何もないんですけど……巷ではリア充が「おでーと」とか「ぱーちぃ」するんでしょう?いいなぁ。
わたしもホールケーキ買って誰かのライブ配信見ながら1人でむしゃむしゃしたいんですが、クリスマスシーズンってちょっと高いですよね、仕方ないけど予算が……!
いっつも英語で書いてあって上手く読めないケーキが好きなんやけど、みんな食べたことあるかな……?ドゥーブルフロマージュっていうらしい。
今回は配信者向け2PC配信のお話です!
2PC配信は、ゲーム負荷と配信負荷を分離できるので、画質・動作の両立を図りたい人にとても有効です。
ここからは基本的な考え方、必要機材、具体的な接続と設定手順、運用上の注意点を順に解説します。
2PC配信の基本的な考え方
2PC配信は名前の通りメインPC(ゲームや制作)とサブPC(配信用)を分離する方法です。
メリットは主に以下です。
- ゲーム側のフレームレートや描画品質を犠牲にせずに済む。
- 配信側で重たいエンコードやOBSのシーン処理、Live2Dを安定して動かせる。
- ゲームが重すぎてエラー落ちしても配信は継続できる。
デメリットは機材コストと配線・音声ルーティングの複雑さが増す点です。
2PC運用の大枠は次のどちらかになります。
- 映像をケーブル(HDMI)+キャプチャカードで受ける方式(最も一般的)
- ネットワーク経由(NDIなど)で映像を送る方式(LAN経由。配線が少なく便利だがネットワーク品質に依存)
以下で必要機材や手順を、どちらの方式にも対応できるように説明します。
必要な機材(一覧と役割)
必須機材(最低限)
- メインPC(ゲームや制作を動かす高性能PC)
- サブPC(OBS/Live2D/配信ソフトを動かすPC)
- キャプチャカード(HDMI → サブPC)またはNDI対応のネットワーク環境
- HDMIケーブル(ゲーム機やGPU出力→キャプチャ)
- Ethernetケーブル(有線LAN・ギガビット推奨)
- マイク(XLRやUSB。どちらでも可。音声ルーティング次第で接続先は変わる)
- モニター or 予備モニター(サブPCに接続して配信状況を確認)
あると便利 / 推奨機材
- ハードウェアミキサー or オーディオインターフェース(音の分配・低遅延モニタ用)
- ストリームデッキなどのホットキー機器(シーン切替の簡略化)
- ルータまたはLANスイッチ(ギガビット、可能なら有線で直結)
- 高速外付けSSD(録画用)
- キャプチャカード例(参考): 内蔵PCIe型(Elgato 4K60 Proなど)、外付けUSB型(Elgato HD60 S/ X、AVerMedia製品)
推奨PCスペック(目安)
厳密にこれだけないとダメ!というわけではないですし、配信設定次第では不足したりオーバースペックだったりします。
メインPC(ゲーム用) — 高負荷想定
- CPU:Intel Core i7(第10世代以降) / AMD Ryzen 7 相当以上
- GPU:NVIDIA RTX 3060 以上(RTX 40シリーズなら余裕)
- メモリ:16GB〜32GB
- ストレージ:NVMe SSD(OS/ゲーム)
ポイント:ゲームはGPU負荷が主なので、GPU優先で用意します。
サブPC(配信用/Live2D/OBS) — エンコードとレンダリング重視
- CPU:Core i5〜Core i7 / Ryzen 5〜7(エンコードをCPUで行う場合は高め)
- GPU:GTX 1650 以上(NVENCでエンコードするならNVIDIA推奨)
- メモリ:16GB 推奨(Live2Dやブラウザ多用する場合は32GB)
- ストレージ:SSD(録画やキャッシュ用に外付けSSDが望ましい)
ポイント:OBSのエンコードはCPUでもGPU(NVENC)でも行えます。GPUエンコードを使うとCPU負荷を抑えられます。
わたしはCPUに関してはIntelでもAMDでもどっちでもいい派なんですが、GPUに関してはNVIDIA派です。
その理由としてはOBSエンコードで世間的に主流かつ推奨されがちなNVENCが使えるからというものです。
大体メインPCのグラボを新調する時に古いグラボをサブPCに移植したりするので、2PC配信用にサブPCを使うならなるべくNVIDIA製GPUがおすすめかな~って。
映像伝送の方式と具体手順
A) HDMIキャプチャ方式(もっとも確実で遅延が少ない)
- 接続の流れ(PC→PC)
- メインPCのGPUのHDMI出力(※またはゲーム機のHDMI)→ キャプチャカード(サブPC側)
- サブPC側でキャプチャデバイスをOBSの「映像キャプチャデバイス」として追加
- 注意点
- キャプチャカードの種類:内蔵PCIe(低遅延・高帯域)か外付けUSB(設置が楽)を選ぶ。4K対応やパススルーが必要かは用途次第。
- パススルー機能(キャプチャカード → モニターへ)を利用すると、メインPCの画面を遅延なく確認できる。
- OBS設定(サブPC)
- キャプチャデバイスの解像度/フレームレートをメインPCに合わせる(例:1920×1080 60fps)。
- エンコーダはサブPC性能に合わせてNVENC(GPU)やx264(CPU)を選択。
- 同期(音声)
- ゲーム音はキャプチャ経由でサブPCへ来るが、マイクをどちらに接続するかでルーティングが変わる(下記「音声ルーティング」で詳述)。
B) NDI(ネットワーク経由)方式(配線少なめだがLAN品質依存)
- 接続の流れ
- メインPCにOBS + NDIプラグイン(または仮想カメラ/NDI出力可能なソフト)をインストール。
- メインPCの映像をNDIでネットワーク経由でサブPCへ送る。サブPC側でOBSのNDIソースとして受け取る。
- 注意点
- 必ず有線ギガビットLAN推奨。Wi-Fiは遅延やパケットロスが起きやすく避ける。
- 高解像度・高フレームレートではネットワーク帯域を大きく消費する。10GbE対応があると余裕。
- メリット:ケーブルが少なく設置が簡単。複数の映像・画面を柔軟にやり取りできる。
- デメリット:ネットワークの品質に依存し、低遅延が難しいケースがある。
音声ルーティング(失敗しやすいポイントと推奨構成)
音声は場合によってはめちゃくちゃややこしいことになります。
代表的な運用パターンを示します。
パターンA:マイクをサブPCに接続する(単純で確実)
- マイク → サブPC(USBまたはXLR→インターフェース)
- ゲーム音 → キャプチャ経由(HDMI)でサブPCへ送信
- 長所:音声と映像が同一マシンに集まるため同期管理が簡単
- 短所:ゲームのボイスチャット音(Discord等)をメインで聞く場合、メインPCでの音が必要なら別途出力設定が必要
パターンB:マイクをメインPCに接続し、音声をサブPCへ送る(やや高度)
- マイク → メインPC → ネットワーク(VBAN)や物理ラインアウト → サブPCのライン入力/インターフェース
- 長所:プレイヤーはメインPCで全ての音を扱える(ゲーム音・VCを同じ環境で監視)
- 短所:音声送信ルートが増える分、遅延やループのリスクが上がる。設定が複雑。
推奨(初心者〜中級者)
- マイクはサブPCに接続して運用するのが最もトラブルが少ないです。
- もしメインPCでVC(Discord等)を聴きたい場合は、ヘッドホンでメインPC音を確認しつつ、サブPCで配信ミックスを作ると良いです。
- ハードウェアミキサー(例:GoXLR等)を使うと、各音源の分配が分かりやすくなります。
OBS(サブPC)での具体的な設定ポイント
- 映像キャプチャデバイスを追加(HDMIキャプチャ or NDIソース)
- 解像度・FPS:メインが1080p60ならサブも同じに。スケーリングはサブで行う。
- エンコーダ:サブPCのGPUがNVENC対応ならNVENC(品質と低負荷のバランス良し)。CPUでのx264は高画質だが負荷増。
- 音声デバイス:マイク入力とキャプチャ(ゲーム音)をミキサーでバランス調整。必要なら遅延(Sync Offset)で映像と音を合わせる。
- 録画保存先:外付けSSD推奨。録画は別トラックで取り、配信は低ビットレートでもよい。
- モニタリング:ヘッドホンで低遅延モニタを行う(ASIO対応オーディオインターフェースがあると便利)。
手順(具体的なセットアップ例:HDMIキャプチャ方式)
- メインPCのGPU HDMI出力をキャプチャカードへ接続。
- キャプチャカードの出力(USB/PCIe)をサブPCに接続。もしパススルー機能があるなら、キャプチャ→モニターへパススルーして遅延確認。
- マイクはサブPCに接続(またはハードウェアミキサー経由)。
- サブPCでOBSを起動し、「映像キャプチャデバイス」を追加してメインPC画面を受け取る。
- OBSの音声ミキサーにマイクとキャプチャ音声があるか確認し、レベル調整。
- 低遅延でテスト配信。音ズレがあれば「音声同期(Sync Offset)」を調整。
- 実配信前に必ずローカル録画を行い、映像と音の品質をチェックする。
トラブル対策(よくある問題と短く効く対処法)
- フレームドロップ(Dropped frames)
→ キャプチャカードのUSB帯域不足、USBポートの共有、キャプチャカードドライバ、サブPCのUSB帯域を確認。PCIe内蔵型にすると改善しやすい。 - 音ズレ(映像と音の同期がずれる)
→ OBSのSync Offsetでマイク側/キャプチャ側をミリ秒単位で調整。NDIはネットワーク遅延が原因になりやすい。 - 高CPU使用率
→ サブPCでNVENCに切り替え、またはエンコードプリセットを下げる。録画の同時実行を一時的に停止して確認。 - NDIで映像が来ない/途切れる
→ 有線ギガビットLANかを確認。ルータのQoSやスイッチの設定でIGMPやマルチキャストが関係する場合あり。 - USBキャプチャが認識されない
→ 別のUSBポート(直結=マザーボード背面)へ接続。ドライバ・OS再起動。電源供給不足の場合はセルフパワーUSBハブ。
必要機材の選択肢リスト
キャプチャカード
| 機材名 | 接続方式 | 最大画質/仕様 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Elgato Game Capture HD60 S+ | 外付け USB-C | 4K60 HDR パススルー/1080p60 キャプチャ | 配信+録画に広く使われる定番 |
| AVerMedia Live Gamer Portable 2 Plus | 外付け USB | 4K パススルー/1080p60 キャプチャ | 設置が比較的簡単なモデル |
| AVERMEDIA AVerMedia Live Gamer 4K GC573 | 内蔵 PCIe | 4K60+パススルー対応 | 配線を減らしたい環境に向く |
オーディオインターフェース
| 機材名 | 接続方式 | 仕様要点 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Focusrite Scarlett 2i2 | 外付け USB | 24bit/192kHz 対応 | マイク入力が2系統、配信でも非常に人気 |
| MOTU M2 | 外付け USB-C | 24bit/192kHz対応、低レイテンシ | 音質と安定性を追求したい人向け |
マイク(XLR接続式)
| 機材名 | 接続方式 | 用途/特性 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Shure SM7B | XLR | ダイナミック、配信・放送用定番 | 雑音が多い環境でも強い |
| audio-technica AT2020 | XLR | コンデンサー、ボーカル・ナレーション向け | 初期導入+音質重視に良 |
パソコン本体
| 機材名 | 仕様目安 | 備考 |
|---|---|---|
| UNFINITY RTX3050 ゲーミングPC | RTX 3050/Ryzen 5 5500/16GBメモリ/SSD512GB | 予算を抑えて配信を始めたい方向け |
| GALLERIA XA7C-R57 ゲーミングPC | RTX5070/Core Ultra 7 265F/32GBメモリ/SSD2TB | 高スペックで動作が重いゲーム用 |
| GALLERIA RM7R-R46 ゲーミングPC | RTX 4060/Ryzen 7 5700X/16GBメモリ/500GB SSD | 配信環境を重視するなら定番構成 |
周辺アイテム(左手デバイス・ミキサー等)
| 機材名 | 接続方式 | 仕様要点 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Elgato Stream Deck | 外付け USB | プログラム可能キー多数 | シーン切替/視聴者演出操作を簡略化 |
| TC Helicon GoXLR MINI | 外付け USB | オーディオミキサー+配信特化機能あり | 音声ルーティング・BGM制御などが楽に |
運用の小技(実用的なTIPS)
- 配信前チェックリストを作る(キャプチャ動作、音声ミュート確認、録画起動、OBSシーン確認)。
- 配信用の短縮キーを設定し、操作はワンタッチで行えるようにする。
- NGワード・コメントフィルタはサブPC側で行うと安心。
- 配信中の負荷監視:サブPCでTask ManagerやHWモニタを常時表示しておく。問題発生時に即対応できる。
まとめチェックリスト(導入前に必ず確認)
- 両PCは有線LANで接続されているか。
- キャプチャカードのドライバが最新か。
- マイクとゲーム音の音量バランスはOBSで調整済みか。
- 録画保存先は十分な空きと高速書き込みがあるか(外付けSSD推奨)。
- テスト配信で映像・音声・遅延を確認したか。
2PC構成はゲーム負荷と配信負荷をきれいに切り分けられるため、高画質で安定した配信を目指すなら理想的な選択です。
一方で機材費や配線・音声ルーティングの手間も増えます……。
活動の方向性が「頻繁に高負荷ゲームを配信する」「Live2Dや演出を多用する」「録画も高品質に残したい」なら、予算を投じてでも2PCにする価値は大きいです。
逆に機材コストや設置場所に制約があるなら、まずは1PCで設定の最適化を行い後から段階的にサブPCを導入する運用も実用的です。
結局は活動内容と予算のバランスが判断基準になります。
可能なら「将来2PC化できる余地」を残した機材選びをしておくと、後の拡張がラクになるはずです。
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